日本帝国海軍 駆逐艦「島風」(1/350スケール)

駆逐艦「島風」1/350スケール 完成イメージ
日本帝国海軍の駆逐艦「島風」(しまかぜ)1/350スケール、フルハルモデルをつくっていきましょう。
40ノット(時速74km)近い速力と、61cm酸素魚雷を5連装3基15門搭載した最速重雷装の怪物駆逐艦です。
更に12.7cm連装砲を3基6門、対空機銃、水中探信儀(ソナー)、電波探信儀(レーダー)を搭載という重武装です。
あまりに飛び抜けた性能に他の艦艇がついていけず、また戦局が航空戦重視へと移行した事で同型艦は作られませんでした。
模型は最終時の状態を再現したものです。「島風」は全4ステップで完成します。

はじめに:記号と用紙・印刷について
まず展開図内の記号の見方を覚えてください。記号は展開図に折り線の指定や、切り抜き箇所の指定、前方、上方などを示したものです。
記号の説明
- 折り線の指定は点線が「山折り」、点鎖線が「谷折り」の指定です。「山折り」とは、印刷面側が山状になる折り方で、折り線が山の頂上になるような形です。逆に「谷折り」とは、折り線が谷の底になるような形になります。
- 切り抜きを行う箇所はハサミマーク
で示しています。
- 前方向や上方向は矢印マーク
で示しています。
- パーツの接着を行う箇所を網点
で示しています。(※全ての接着箇所にあるわけではありません。)
推奨用紙と印刷について
このペーパークラフトの組み立てにおすすめの用紙は、ペーパークラフト専用紙のマット紙です。紙の厚さについては、下記を参考にお選びください。
- 0.15~0.2mm:強度は低いが作りやすい。面積の広いパーツの製作が苦手。比較的コストが安い。
- 0.21~0.24mm:バランスが良いので中級者向け。(このページの作例で使用)
- 0.25mm~:組み立てに技量が必要だが、完成後の強度が高い。厚みがあるので小さなパーツの組み立てが苦手。
解説用のペーパークラフトには、こちらのペーパークラフト専用紙を使用しています。
リンク

展開図の印刷をする前に「無料ペーパークラフトの作り方」ページを必ずご覧ください。指示する設定を行わないと、ページ毎にパーツの縮尺が一致しなくなる場合がございます。
ステップ一覧・展開図と組立説明 (全4ステップ)
ステップ1:船体をつくる
ステップ2:艦橋をつくる
ステップ3:構造物をつくる
ステップ4:艤装をつくる
追加オプション:ウォーターライン船体
喫水線から下の船体部分を省略したウォーターラインモデルとしても製作可能です。お好みに応じてご利用ください。