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ペーパークラフトが初めての方へ



ペーパークラフトとは?


紙素材の立体模型・立体構造物の総称です


ペーパークラフトとは、紙を素材として立体物を作成する立体模型・立体構造物の総称です。
一般的には、設計の元になるキャラクターや動物、乗り物、建物などを設計後に平面に展開し、絵柄付けをして仕上げ線やノリシロをつけ、一般の人が作成できるように仕上げたものを言います。
「飛び出す絵本」や「POP-UPカード」、「動きや音を出せる紙製ギミック」、紙を素材とした「ノベルティ」等も、広義においてはペーパークラフトとなります。
「折り紙」もペーパークラフトの一つのカテゴリーになりますが、紙模型工房においては扱っておりません。
どなたでも楽しめる趣味です!

ペーパークラフトは根気よく作れば、誰にでも完成させることができます。
中には細かく精密なものもありますが、じっくり時間をかけて組み立てるのもまた楽しいものです。
組立説明の解説に従い、切るところを切り、折るところを折り、接着すべき場所に接着する。これが基本です。
紙に印刷された絵が、手に取れる立体となって目に前に現れるでしょう。

用意するもの


道具を揃えよう

ペーパークラフトは展開図(立体図形を切り開いて平面に示した図)を切り取って、辺を接着していくことで完成します。
展開図が印刷されている状態でしたら、そのまま切り進められますが、ネット等で公開されている展開図を使う場合には、これを印刷するところから始める必要があります。
ペーパークラフトの組み立てには、一般的にカッター(ハサミ)や接着剤などの道具が必要となります。
カッター(ハサミ)不要でパーツを切り取り、はめ込んでいくだけで組み立てが可能な「刃型抜き加工」を施したタイプもございますが、ここでは一般的なペーパークラフトの組み立てに必要となる道具類をご紹介します。


印刷する道具(プリンター)
ネットで公開されているペーパークラフトを組み立てる場合には、展開図のデータを印刷しなくては始まりません。
すでにプリンターをお持ちでしたらそのままお使いいただけますが、お持ちでない場合はこの機会にご購入されることをおすすめいたします。
印刷には家庭用のインクジェットプリンタを使用するのが一般的です。 インクジェットプリンターとは、粒子状のインクを直接用紙に吹きかけて印刷する方式のプリンターです。厚紙を背面給紙ができる方式のプリンタを選びましょう。
プリンタは使用するインクは大きく分けて、「染料インク」と「顔料インク」の二種類があります。「染料インク」は鮮やかな発色を得意とし写真の印刷などに向いています。「顔料インク」は滲みの少ないハッキリとした表現を得意とし文書印刷などに向いています。
インクはなるべくメーカー純正品を使いましょう。互換品は安いのですがトラブルが多く、プリンタドライバー(プリンターの制御ソフト)によって互換インクを使えなくしている製品もございます。




印刷する道具(プリンター用紙)
コピー用紙などではなく、ペーパークラフト専用の厚紙を使いましょう。
A4サイズで紙厚0.2~0.25mm程度(160~180g/m2程度)のものをご用意ください。
ペーパークラフト専用紙は、大手の家電量販店などで購入できます。
用紙はなるべくお使いのプリンターのメーカーと合わせるほうが、印刷結果の発色が良いかと思います。
プリンタインクへの対応ですが、汎用タイプの他に「染料専用」と「顔料専用」などがある場合があります。お使いのプリンタが染料型か顔料型かによってお選びください。
レーザープリンタをご使用の場合、インクジェット用の用紙で印刷すると、用紙表面のコーティングがはがれ、ドラムに焼きつく可能性がありますのでご注意ください。





切る道具
ペーパークラフトは用紙を切る作業から始まります。ハサミ、カッターナイフ、デザインナイフなどの種類があります。
展開図の切り線の上を丁寧に切ることが基本です。





折る道具
用紙を折る前に折り目を入れておくとキレイに折れます。






貼る道具
紙の原料が木ですので、木工用ボンドが接着効果は抜群です。
速乾タイプがオススメです(白い容器です)。
しかしデメリットもあります。ペーパークラフトをインクジェットプリンタで印刷した場合、家庭用のものはほとんど水性インクで印刷されますので、印刷面がボンドの水分で滲みやすくなってしまう場合があるのです。 また、ボンドが乾燥した後で、接着面が硬化します。 これは、メリットとなる場合もありますが、ボンドの特性として覚えておくとよいかと思います。 ボンドは乾燥するまで少々の時間がありますので、その間に接着位置の微調整を行うことができます。 逆に言うとボンドの水分が乾燥してしまう前に、位置あわせを行う必要があります。 タミヤクラフトボンドや、コニシ(株)の「ボンドGクリヤー」なども良い接着剤です。






丸める道具
パーツを丸める(アールを付ける)ときに使います。様々な直径の丸い棒を用意しておくと便利です。






補助する道具
パーツを丸める(アールを付ける)ときに使います。様々な直径の丸い棒を用意しておくと便利です。






組み立てよう!


キレイにつくるポイント


ペーパークラフトは時間をかければ誰でも完成させられますが、よりキレイに仕上げるためのポイントをご紹介します。

注意!「紙模型工房」の無料ペーパークラフトを印刷する前にここを確認!
「紙模型工房」で公開している無料ペーパークラフトを印刷する場合にご注意いただきたい点になります。






組み立ての流れ
展開図を入手してから完成させるまでの流れを解説します。





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