日本帝国海軍 SD戦艦「大和」 (ノンスケール)
SD戦艦「大和」 ノンスケール 完成イメージ
中止になった案件のデータを改造した、SD（スーパーデフォルメ）の戦艦「大和」です。
お菓子のパッケージ用だったので細かなディテールは大胆に省略していますが、比較的簡単につくれる戦艦「大和」となっています。
ノンスケールで、A4用紙3枚で完成します。完成時の長さは約282mmです。
展開図・組立指定図ダウンロード
はじめに：記号と用紙・印刷について
まず展開図内の記号の見方を覚えてください。記号は展開図に折り線の指定や、切り抜き箇所の指定、前方、上方などを示したものです。
記号の説明
- 折り線の指定は点線が「山折り」、点鎖線が「谷折り」の指定です。「山折り」とは、印刷面側が山状になる折り方で、折り線が山の頂上になるような形です。逆に「谷折り」とは、折り線が谷の底になるような形になります。
- 切り抜きを行う箇所はハサミマーク
で示しています。 - 前方向や上方向は矢印マーク
で示しています。 - パーツの接着を行う箇所を網点
で示しています。(※全ての接着箇所にあるわけではありません。)
推奨用紙と印刷について
このペーパークラフトの組み立てにおすすめの用紙は、ペーパークラフト専用紙のマット紙です。紙の厚さについては、下記を参考にお選びください。
- 0.15～0.2mm：強度は低いが作りやすい。面積の広いパーツの製作が苦手。比較的コストが安い。
- 0.21～0.24mm：バランスが良いので中級者向け。（このページの作例で使用）
- 0.25mm～：組み立てに技量が必要だが、完成後の強度が高い。厚みがあるので小さなパーツの組み立てが苦手。
解説用のペーパークラフトには、こちらのペーパークラフト専用紙を使用しています。
リンク
展開図の印刷をする前に「無料ペーパークラフトの作り方」ページを必ずご覧ください。指示する設定を行わないと、ページ毎にパーツの縮尺が一致しなくなる場合がございます。
組み立て手順
ステップ1: パーツ「1」「2」船体の組み立て
展開図の「1」と「2」を切り取って組立指定図に従って折り、下図のように接着します。
ステップ2: パーツ「3」甲板前部の取り付け
展開図の「3」を切り取って組立指定図に従って折り、上でつくったパーツに接着します。赤い矢印で示したのりしろは、接着せずに差し込んで下さい。
ステップ3: パーツ「4」甲板後部の取り付け
展開図の「4」を切り取って組立指定図に従って折り、上でつくったパーツに接着します。赤い矢印で示したのりしろは、接着せずに差し込んで下さい。
ステップ4: パーツ「5」艦橋基部の組み立て
展開図の「5」を切り取って組立指定図に従って折り、下図のように接着します。
ステップ5: パーツ「6」艦橋下部の取り付け
展開図の「6」を切り取って、上でつくったパーツを形を合わせて裏面側に接着します。
ステップ6: 艦橋の船体への取り付け
上でつくったパーツと、3でつくったパーツを下図のように接着します。
ステップ7: パーツ「7」副砲塔基部の組み立て
展開図の「7」を切り取って組立指定図に従って折り、下図の様に接着します。2個つくります。
ステップ8: パーツ「8」「9」副砲塔天板の取り付け
展開図の「8」と「9」を切り取って、上でつくったパーツの両面に蓋をする要領で接着します。
ステップ9: パーツ「10」高角砲座の組み立て
展開図の「10」を切り取って組立指定図に従って折り、下図の様に接着します。 2個つくります。
ステップ10: パーツ「11」「12」高角砲座天板の取り付け
展開図の「11」と「12」を切り取って、上でつくったパーツの両面に蓋をする要領で接着します。2個つくります。
ステップ11: 副砲・高角砲座の船体への取り付け
上でつくったパーツを、6でつくったパーツの下図の場所に接着します。
ステップ12: パーツ「13」艦橋上部の組み立て
展開図の「13」を切り取って組立指定図に従って折り、下図の様に接着します。
ステップ13: パーツ「14」「15」測距儀などの組み立て
展開図の「14」を切り取って組立指定図に従って折り、下図の様に接着します。「15」も同様につくります。
ステップ14: 測距儀などの艦橋への取り付け
12と13でつくったパーツを、●印の色を合わせて、下図のように接着します。
ステップ15: パーツ「16」煙突基部の組み立て
展開図の「16」を切り取って組立指定図に従って折り、下図の様に接着します。
ステップ16: パーツ「17」煙突の取り付け
展開図の「17」を切り取って、上でつくったパーツに形を合わせて接着します。
ステップ17: パーツ「18」「19」煙突上部の組み立て
展開図の「18」と「19」を切り取って組立指定図に従って折り、黄色で示した部分の裏面同士を接着します。
ステップ18: 煙突上部の取り付け
上でつくったパーツと、16でつくったパーツを下図のように接着します。パーツの前後に気をつけてください。
ステップ19: 煙突部分の艦橋への取り付け
上でつくったパーツと、14でつくったパーツを下図のように接着します。
ステップ20: パーツ「20」後部艦橋基部の組み立て
展開図の「20」を切り取って組立指定図に従って折り、下図の様に接着します。
ステップ21: 後部艦橋基部の取り付け
上でつくったパーツと、19でつくったパーツを下図のように接着します。
ステップ22: パーツ「21」「22」後部艦橋上部の組み立て
展開図の「21」と「22」を切り取って組立指定図に従って折り、黄色で示した部分の裏面同士を接着します。
ステップ23: 後部艦橋上部の取り付け
上でつくったパーツと、21でつくったパーツを下図のように接着します。
ステップ24: パーツ「23」「24」後部射撃指揮所の組み立て
展開図の「23」と「24」を切り取って、裏面同士を接着します。
ステップ25: 後部射撃指揮所の取り付け
上でつくったパーツと、23でつくったパーツを下図のように接着します。
ステップ26: 艦橋構造物全体の船体への取り付け
上でつくったパーツと、11でつくったパーツを下図のように接着します。
ステップ27: パーツ「25」副砲身基部の組み立て
展開図の「25」を切り取って組立指定図に従って折り、下図の様に接着します。2個つくります。
ステップ28: パーツ「26」副砲身の組み立て
展開図の「26」を切り取って組立指定図に従って折り、下図の様に接着します。2個つくります。
ステップ29: 副砲身の基部への取り付け
上でつくったパーツを、27でつくったパーツの裏面側から穴に抜き通し、のりしろを接着します。フタをする要領で接着します。2個つくります。
ステップ30: パーツ「27」「28」副砲身カバーの組み立て
展開図の「27」と「28」を切り取って、裏面同士を接着します。2個つくります。
ステップ31: パーツ「29」「30」副砲身先端の組み立て
展開図の「29」と「30」を切り取って、裏面同士を接着します。2個つくります。
ステップ32: 副砲身先端の取り付け
上でつくったパーツと、30でつくったパーツを下図のように接着します。2個つくります。
ステップ33: 副砲身の完成
上でつくったパーツと、29でつくったパーツを下図のように接着します。2個つくります。
ステップ34: パーツ「31」主砲身基部の組み立て
展開図の「31」を切り取って組立指定図に従って折り、下図の様に接着します。3個つくります。
ステップ35: パーツ「32」主砲身の組み立て
展開図の「32」を切り取って組立指定図に従って折り、下図の様に接着します。3個つくります。
ステップ36: 主砲身の基部への取り付け
上でつくったパーツを、34でつくったパーツの裏面側から穴に抜き通し、のりしろを接着します。フタをする要領で接着します。3個つくります。
ステップ37: パーツ「33」「34」主砲身カバーの組み立て
展開図の「33」と「34」を切り取って、裏面同士を接着します。2個つくります。
ステップ38: 主砲身カバーの取り付け
上でつくったパーツと、36でつくったパーツを下図のように接着します。2個つくります。
ステップ39: パーツ「33」「35」主砲身カバーの取り付け
展開図の「33」と「35」を切り取って、裏面同士を接着します。38と同様に、36でつくったパーツと接着します。
ステップ40: 副砲・高角砲の取り付け
27～39でつくったパーツを、26でつくったパーツに下図のように差し込みます。接着はしません。
以上です。お疲れ様です。