カンブリア紀生物「アノマロカリス」

カンブリア紀生物「アノマロカリス」完成イメージ

カンブリア紀の古代生物『アノマロカリス』です。体の色は分からないので想像での着色です。ホワイトモデルもご用意いたしましたので、絵の具を使って自分のイメージするアノマロカリスを作ってみるのはいかがでしょうか。
完成時全長25cm、約1/2.5サイズ(本物は平均約60cm 最大で2m)。
はじめに:記号と用紙・印刷について
まず展開図内の記号の見方を覚えてください。記号は展開図に折り線の指定や、切り抜き箇所の指定、前方、上方などを示したものです。
記号の説明
- 折り線の指定は点線が「山折り」、点鎖線が「谷折り」の指定です。「山折り」とは、印刷面側が山状になる折り方で、折り線が山の頂上になるような形です。逆に「谷折り」とは、折り線が谷の底になるような形になります。
- 切り抜きを行う箇所はハサミマーク
で示しています。
- 前方向や上方向は矢印マーク
で示しています。
- パーツの接着を行う箇所を網点
で示しています。(※全ての接着箇所にあるわけではありません。)
推奨用紙と印刷について
このペーパークラフトの組み立てにおすすめの用紙は、ペーパークラフト専用紙のマット紙です。紙の厚さについては、下記を参考にお選びください。
- 0.15~0.2mm:強度は低いが作りやすい。面積の広いパーツの製作が苦手。比較的コストが安い。
- 0.21~0.24mm:バランスが良いので中級者向け。(このページの作例で使用)
- 0.25mm~:組み立てに技量が必要だが、完成後の強度が高い。厚みがあるので小さなパーツの組み立てが苦手。
解説用のペーパークラフトには、こちらのペーパークラフト専用紙を使用しています。
リンク

展開図の印刷をする前に「無料ペーパークラフトの作り方」ページを必ずご覧ください。指示する設定を行わないと、ページ毎にパーツの縮尺が一致しなくなる場合がございます。
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アノマロカリスについて

アノマロカリスの化石
約5億年前のカンブリア紀に、海底に棲息した大型の捕食性動物です。おそらく、当時の生態ピラミッドの頂点に君臨していたであろうと推測されています。海老の尻尾のような2本の触手で獲物を捉え、輪切りのパイナップルのような口で三葉虫などをバリバリとかじっていたのではないでしょうか。
現代から考えると奇妙奇天烈な動物ですが、そのユニークな姿には意外とファンが多いようです。