航空自衛隊 大型破壊機救難消防車 A-MB-3 (1/64スケール)

航空自衛隊 大型破壊機救難消防車「A-MB-3」完成イメージ

航空自衛隊の装備する大型破壊機救難消防車「A-MB-3」を1/64スケールでつくりました。キャビン上の放水銃をコクピットの中から操作できるという特殊性から、平成23(2011)年3月11日に発生した東日本大震災により被災した東京電力福島第一原子力発電所にも出動し、初期の消火・炉心冷却作業を行いました。
大変に危険な作業にも関わらず、自衛隊員の方々の献身的な活動に感謝いたします。
はじめに:記号と用紙・印刷について
まず展開図内の記号の見方を覚えてください。記号は展開図に折り線の指定や、切り抜き箇所の指定、前方、上方などを示したものです。
記号の説明
- 折り線の指定は点線が「山折り」、点鎖線が「谷折り」の指定です。「山折り」とは、印刷面側が山状になる折り方で、折り線が山の頂上になるような形です。逆に「谷折り」とは、折り線が谷の底になるような形になります。
- 切り抜きを行う箇所はハサミマーク
で示しています。
- 前方向や上方向は矢印マーク
で示しています。
- パーツの接着を行う箇所を網点
で示しています。(※全ての接着箇所にあるわけではありません。)
推奨用紙と印刷について
このペーパークラフトの組み立てにおすすめの用紙は、ペーパークラフト専用紙のマット紙です。紙の厚さについては、下記を参考にお選びください。
- 0.15~0.2mm:強度は低いが作りやすい。面積の広いパーツの製作が苦手。比較的コストが安い。
- 0.21~0.24mm:バランスが良いので中級者向け。(このページの作例で使用)
- 0.25mm~:組み立てに技量が必要だが、完成後の強度が高い。厚みがあるので小さなパーツの組み立てが苦手。
解説用のペーパークラフトには、こちらのペーパークラフト専用紙を使用しています。
リンク

展開図の印刷をする前に「無料ペーパークラフトの作り方」ページを必ずご覧ください。指示する設定を行わないと、ページ毎にパーツの縮尺が一致しなくなる場合がございます。
展開図PDFダウンロード
大型破壊機救難消防車「A-MB-3」
本体データ PDF大型破壊機救難消防車「A-MB-3」について

航空自衛隊向け大型化学消防車で、水10000Lと薬液650Lを搭載、タレットノズルの射程を80mとして消火能力の大幅な向上を図り、航空自衛隊の空港基地及びその周辺における航空機や可燃性物質(石油等)の火災に際し、至短時間に消火し人命救助を目的に使用される車両です。